こんにちは。鈴木さんです。
今日はらうんどとりっぷにある最高のゲームの1つを紹介したいと思います。
それはこちら。
なげなげブリトー!
(っ’-‘)╮ =͟͟͞͞🌯
写真は英語版ですが、先日の東京おもちゃショー2022でホビージャパンさんより日本語版が発表されました(年内くらいには日本語版が発表されるのでしょうか?)
こちらのゲーム紹介をしていきます。
ゲーム全体の雰囲気は公式アカウントが出しているプレイ動画(英語)を見ていただくとわかるかもしれません。
「カードを集めていると思ったら突然ドッジボールが始まる」という頭のおかしいエキサイティングなゲームです。
※ルールや用語はざっくり意訳です。
ホビージャパンさんが素敵な日本語版をリリースされると思うのでお楽しみに!
コンポーネント
■カード:120枚
通常カードは7種類
バトルカードはブリトーが描かれた4種類
■ブリトー:2つ
投げるやつです。とても柔らかいです。
これなら当たっても痛くないですね。
ブリトーは友達。怖くないよ!
■トークン
俺をビビらせてみろバッジ(Fear me badge):1つ ※写真左
打撲トークン(Burrito bruises):6つ ※写真右
ゲームをはじめる前に
ゲームをはじめる前にテーブルから椅子をどかします。
近くにあるとぶつかって怪我しちゃうかもしれないので。
ゲーム概要
- 全部で2ラウンド行い勝者を決める
- 各ラウンドは最もポイントの多いプレイヤーが勝利する
- 同じカード3枚セットを集めてポイントを得る
ラウンドセットアップ
- カードをよく混ぜて、おおよそ15枚ずつをプレイヤーの間に置いていく
- 残りは2つに分けて、みんなの山(Community Pile)としてテーブル中央に置く
- ブリトー2個はテーブル中央の全員に平等に手の届くところに置く
- 打撲トークン6個もテーブル中央に置く
ゲームプレイ
セットコレクションフェーズとバトルフェーズがあります。
リアルタイムのセットコレクションフェーズ
- 自分の右側にある山札からカードを引き、自分の左側にある捨て山に捨てることを繰り返します。
自分の左側にある山は自分の捨て山であり、自分の右側にある山は自分の山札です。
つまり左隣のプレイヤーの山札に対してカードを裏向きに捨てていきます。 - カードを引く時、自分の山札が無かったらみんなの山から引きます。
ただし再び自分の山札にカードが置かれたら、その時は優先して自分の山札から引きます。 - 手札の上限は5枚です。
- 5枚より多くカードは持てないため、その場合は先にカードを捨ててから引くようにしてください。
- このフェーズ中、ターンの概念はありません。
「3,2,1, ブリトー!」というスタートの合図とともに、リアルタイムに全ての行動を行います。
特定のカードが得点化(後述)された時、即座にこのフェーズは中断してバトルフェーズに移行します。 - 手札に同じカード3枚を揃えたら、自分の前に表向きに出して得点化します
・通常カードの場合:1セット1点
・バトルカード(ブリトーカード)の場合:1セット2点
※バトルカードを揃えた時、その揃えたカードの名称を宣言してください。
そうしたなら即座にこのフェーズは中断され、バトルフェーズに移行します。
バトルフェーズ
揃えたカードの内容によって行うことが変わりますが、敗者が1人出た時点でバトルフェーズは即座に終了します。
※同時に複数のプレイヤーがバトルカードを揃えた場合は「カードを揃えたプレイヤーを含む、全プレイヤーが参加する戦争」を行います。
◆乱闘(Brawl)
揃えたプレイヤーの右隣と左隣のプレイヤーがバトルします。
即座にテーブル上にあるブリトーを掴んで、相手に投げます。
先に当たってしまったプレイヤーはバトルに敗北します。
※乱闘カードは2色分かれており、効果は同じですが異なるカードとみなされます。
◆戦争(War)
揃えたプレイヤーを除く、全プレイヤーがバトルに参加します。
即座にテーブル上にあるブリトーを掴んで、バトルに参加している他プレイヤーに投げます。
先に当たってしまったプレイヤー1人はバトルに敗北します。
◆決闘(Duel)
全プレイヤーは即座に手を止めます。
揃えたプレイヤーはバトルするプレイヤー2人を指名します(やりたければ自分を指名しても良い。メリットはありませんが)。
指名されたプレイヤーはブリトーを1つずつ持ち、背中合わせで立ち、同時に「3,2,1, ブリトー!」と叫びます。
この時、数字のカウントダウンに合わせて1歩ずつ直線に距離を取り、ブリトーの掛け声とともに振り返って投げ合います。
先に当たってしまったプレイヤーはバトルに敗北します。
◆判定
・バトルに参加しているプレイヤーに当たって、床やテーブルに落ちた時をもって「当たった」とみなします。
・キャッチした場合、投げたプレイヤーは敗北します。
・一度体に当たったとしても、床やテーブルに落ちる前に掴めた場合、それはキャッチとみなします。
◆もしミスが起きたら
・誤った3枚を揃えてバトルフェーズを宣言してしまったなら、そのプレイヤーはバトルに敗北します。
・バトルに参加していないプレイヤーがブリトーを掴んでしまったなら、そのプレイヤーはバトルに敗北します。
上記いずれの場合も、バトル中にそれが発生したなら、即座にバトルはそのプレイヤーを敗者として終了します。
◆その他のバトルルール
・2人のプレイヤーに同時に当たったら、決闘で決着をつけてください
・戦闘に参加していないプレイヤーを盾にしてもかまいません。
・1人のプレイヤーが2つのブリトーを同時に持ってはいけません
・他プレイヤーがブリトーを掴むのを妨害してはいけません。
・テーブル上にあるブリトーを弾き飛ばして他プレイヤーに当ててはいけません。投げてください。
・ずるはダメです。ずると思われることは基本的にずるです。ずるしたプレイヤーはバトルに敗北します。
◆バトル終了
バトルに敗北したプレイヤーは打撲トークン(マイナス1点)を受け取ります。
ブリトーはテーブル中央に戻します。
打撲トークンがテーブル中央に残っていなければラウンド終了となります。
そうでなければ、「3,2,1, ブリトー!」の掛け声でセットコレクションフェーズに戻ります。
ラウンド終了およびゲームの勝者決定
最もポイントの多いプレイヤーがラウンドの勝者となります。
※同点のプレイヤーが2人いた場合は決闘で決着をつけてください。
3人いた場合は、カードをよく混ぜ、1人のプレイヤーが戦争カードが出るまでカードを引きます。
出たなら即座に同点のプレイヤーだけで戦争を行なってください。
生き残りが1人になるまで繰り返します。
◆1ラウンド目の終了時
ラウンドの勝者は俺をビビらせてみろバッジを受け取ります。
◆2ラウンド目の終了時
俺をビビらせてみろバッジ所有者が2ラウンド目の勝者となったなら、そのプレイヤーがこのゲームの勝者となります。
そうでない場合、俺をビビらせてみろバッジ所有者と2ラウンド目の勝者で決闘をして決着をつけてください。
決闘で勝利したプレイヤーがゲームの勝者となります。
遊んでみた感想
控えめに言ってもこれは紛うことなきバカゲーです。
しかしめちゃくちゃ楽しい神ゲーでもあります。
遊ぶ際には以下の可能性をご認識いただき、周囲に気をつけて遊ぶ必要があります。
・ブリトーがあらぬ方向で飛んでいき周囲のものを壊す可能性があること
・転んだりぶつかったりして怪我をする可能性があること
ボドゲカフェにはあまり置いていないと思いますが、らうんどとりっぷをはじめとしていくつかの店舗に置いてあります。(置いてはいけないゲームなのではないか?と何度も思いますが、楽しいのでヨシ!)
遊ぶ際は周囲のお客様のこともありますので、店員さんの言うことをよく聞いて遊んでいただけたらと思います。
※らうんどとりっぷの場合は、他グループのお客様がいる場合はダメ、というルールにしています。
個人的には、エクストリームアウトドアエディションの日本語版を出して欲しいです。
ホビージャパンさん、期待しています!(っ’-‘)╮ =͟͟͞͞🌯