無限に遊んでしまう能登の伝統ゲーム「ごいた」

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スタッフのすぎもとです! 今日はごいたについてご紹介したいと思います。

ごいたは北陸は能登に伝わる4人専用の伝統ゲーム。4人が2人ずつチームに分かれて戦うチーム戦で、テンポ良く進むのが特徴です。何回もやりたくなる魅力のあるゲームです。

駒の構成

ごいたで使うのは将棋の駒に似た32個の駒。将棋でも見たことがあるおなじみの「王」「玉」「飛」「角」「金」「銀」「馬」(角の成った姿ではなく桂馬の意味です)「香」のほか、「歩」を意味する「し」という駒を使います。

概要

細かいルールは実際にゲームを遊んで確認して頂くとして、概要を説明します。

ごいたは4人が2人ずつチームに分かれて戦うチーム戦です。チームのパートナー同士が向かい合わせて座り、手駒を持ちます。ラウンドごとに、ルールに基づいてこの駒を全部出し切ったプレイヤー(の所属するチーム)が得点を獲得します。一定の得点を先に獲得したチームがゲームに勝利します。手駒を出し切ることで1ラウンドが終了しますので、ボードゲーム用語で言うとUNOのような「ゴーアウト系」のゲームになります。

伝統ゲームらしく、手駒の配り方に独特のやりかたがあります(このやり方にこだわる必要はないのですがせっかくの伝統ゲームなのでこのやり方をおすすめしています)。まずは駒を裏向きにして円形に並べます。親は駒が見えないように上を向きます。これを「あごのく」といいます。面白い呼び方ですよね。そしたら、別チームのひとりが駒のひとつを指さして「これ」といいます。親は「それ」とか「ひとつ先」とか言って、子の指した駒そのものや、先の駒を指定します。そこから順番に左回りにプレイヤーが駒を取って手駒にしていくのです。もともとは不正を防ぐための仕組みですが、伝統ゲームらしい独特の所作ですよね。

親(最初に駒を出す人)はかならず、駒を2個セットで出します。配られる手駒は8個なので、4回出すことが出来たら手駒がなくなります。手駒を無くした人(のチーム)がラウンドの勝者になります。

2個セットのうち、上の駒を「受け」、下の駒を「攻め」、といい、親のプレイヤーから反時計回りに手番が周り、手番プレイヤーが「攻め」駒と同じ駒もしくは「王・玉」を持っているとき(ただし「王・玉」は「し」「香」は受けられません)は「受け」ることができます。だれかが「受け」るとそのプレイヤーが次の親になります。

受けられる駒を持っていない、もしくは持っていても出したくない場合はパスです。ぐるっと一周回って誰も「受け」なかった(全員パスした)場合は、親は継続です。このときは、手駒から裏向きで一枚手札を伏せて出して再び「攻め」をします。

この「攻め」と「受け」を繰り返します。手駒を出し切ったプレイヤーのチームはラウンドの勝者となり、得点計算をします。最後に「受け」とセットで出した駒は「攻め」ではなく、「あがり」といい、このあがりの駒で得点が決まるので、何で「あがり」をするかも大事です。基本的には強い駒をあがりに残すことが出来れば得点が高くなります

考えどころ

運の要素もありますが、かなり戦略的に考えられるゲームになっています。駒の数はけして多くないので、プレイ中に他のプレイヤーの駒がだんだん透けてきます。この攻めでパスしたと言うことは……みたいな推理をすることで手駒を予測し、勝ちを目指していきます。相手チームが持つ駒だけじゃなく、パートナーが持っている駒の推理も重要です。ゲームの勝利は150点先取なので手駒が悪いときはいかに相手に低い点で上がらせて終わるかも大事になったりします。

ごいたの魅力!

というわけで、ごいたの魅力をまとめます!(あくまでもこの記事を書いたすぎもとの主観ですが……)

  • 勝敗がすぐにつくため、テンポ良くゲームが進む
  • 運の要素と考える要素がバランスが良い
  • チーム戦なのでパートナーと相手チーム両方の手駒の読み合いが楽しい
  • 伝統ゲームならではの作法があって口伝のゲームをしてるという実感が得られる

これらがあいまって、終わる度にまた一回もう一回と無限に遊んでしまう魅力があります!

らうんどとりっぷでは、麻雀牌のようなごい牌と、お手軽なカード型のごいたカードを用意しております。

また、らうんどとりっぷではごいたの定例会を行っております。詳しくはごいた定例会の記事を御覧下さい。

この記事を書いた人

店長B すぎもと