このゲームは色つきチップもらってからですよ「ラマ」「ラマパーティ」

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すぎもとです。

さて、「ラマ」です。ゲームです。「ラマ」というのは動物です。ご存知ですか。ぼくは名前は知ってたけどどんな姿なのか知りませんでした。ヤギのような羊のようなもやっとした知識しかありませんでした。このゲームがお店にやってきてから、「よく口にする動物の名前ランキング」で「猫」の座をうばいそうなくらい「ラマ」という単語を口にしてる気がします。ただ……このゲームたちに確かにラマは描かれていますが、ずいぶんファンキーでパリピな感じなんです。だから、結局、ぼくは「ラマ」がどんな姿なのか、いまだに知らないままです。

この記事では、カードゲームの「ラマ」とその進化版「パーティラマ」さらにそのバリエーションルール「ド・ラマ」「笑うラマ」をまとめてご紹介します。なお、最近出たダイスゲーム版「ラマダイス」は別記事にてご紹介します。

どれもお手軽に盛り上がることができて、とっても面白いです!

ラマ

基本の「ラマ」の場合、カードは1〜6の数字、そしてラマ。7種類だけです。場に1枚カードがあり、手札から出せる場合はルールにしたがってそこに出します(細かいルールは書きません)。出せない場合は山札から引きます。この動きから、まったくカードゲームをやったことない人にはUNOみたいな、と説明することもあります。

こうやっていって、誰かが手札を無くしたら、その時点でラウンド終了。そのとき持っている手札が失点になります(このゲームにはプラス点はありません。失点をカウントするゲームです)。計算時には数字がそのまま失点です。ラマは-10点です。ただし、同じ数字は1枚分と数えられます。つまり6を5枚持っていても、-6*5=-30ではなく、1枚分でいいので-6点です。

これだと、手札の運になってしまいますね。そこで、「降りる」というルールがあります。手番でカードを引いたり山札から出したりする代わりに、プレイヤーは「降りる」を宣言して手札の失点を確定させることが出来るんです。降りたプレイヤーはそのラウンドから抜け、残ったプレイヤーでゲームは続きます。

先ほどのルールで同じ数字は何枚でもまとめられると言っていたとおり、手札が出せそうにないときは自ら「降りる」ことで傷を最小限にすることができます。このゲームは「うまく降りるゲーム」なんです。

さらにこのゲームの面白いところはもうひとつあります。このゲームは-40を取ったプレイヤーが出たときにゲームが終了しますが、得点は-1点を白チップ、-10点を黒チップで表現します。そして、上記のルールでゲーム中に、うまく手札を出しきることが出来たプレイヤーは、ボーナスとしてチップを一枚返却できます白黒どちらの色でもです。そうなんです、-10点チップがあればそれが返却できます。なので、このゲームは-9点で白チップ1枚返却するより、-10点で黒チップ1枚返却する方が強いんです。

なのでこのゲーム、黒チップをもらってから本番、みたいなところがあります

バリエーションルール ド・ラマ

ここにバリエーションルールをいれます。「ド・ラマ」ルールです。これは基本ルールに次のようなルールを追加します。

「ド・ラマ」カードを用意します(ちなみにカードじゃなくてもマーカーとして使えれば何でも良いです。このカード自体はいろんなサイトで日本語ルールが書いてあるものが購入出来ますが、Amigoのこちらのサイトの「LAMA – No Drama (Sonderkarte + Regeln) DE」をクリックしてプリントもできます。日本ではド・ラマという名前で呼ばれていますが、ドイツではNo Dramaという名前になっているんですね)

さて、降りたときにまだプレイヤーがラウンドに残っていればこのカードを、場ないしは既に持っているプレイヤーから受け取ります。つまり、「ラウンドに残ってるプレイヤーがまだ居る状態で最後に降りた人」のところに行くことになります(みんなが降りてしまって自分がただひとりラウンドに残っていたとしたら、降りてもこのカードは受け取れません)

そして、ラウンド終了時にこのカードを持っていると減点となるはずの手札からカードを一枚捨てることができます! しかも、これによって手札がゼロになった場合も、チップを返却できます

このルールにより「降りるにしてもなるべくギリギリまで耐えたい」というジレンマが生まれます。実にうまいルールですね

ラマパーティ

次にご紹介するのは「ラマパーティー」というバージョン。拡張ではなく(拡張としても販売できそうな構成ではあるんですが)別のパッケージです。

ラマとの違いは以下の3点

  • カードに+のついた数字が追加(「1+」「2+」など)
  • ラマの一つが「ピンクのラマ」になった
  • -20点チップとしてピンクのチップが追加

細かいルールは省略しますが、この「-20点ピンクチップ」がよりゲームを盛り上げてくれます。チップの返却ではこのピンクのチップも返せます これはもうピンクチップをもらってから本番っていえるんじゃないか?

バリエーションルール 笑うラマ

次は、「笑うラマ」というバリエーションルール。ノーマル「ラマ」にも「ラマパーティ」にも入れられます。とくに新しいカードとかは導入されません。が、いちおうチップを載せるための一枚ペラ紙の「笑うラマ」シートがあるのでそれを使っています(このシートはAmigoのこちらのサイトの「LAMA Laughter (Card + Rules) EN」をクリックしてプリントできます)

ラマカードをプレイしたら、そのプレーヤーが持っている最も価値の低いチップを1枚笑うラマシートの上におきます5枚たまるとラマが笑い始めます。何を言ってるのだろう。えーと、まあとにかく笑い始めるんです。で、ラマが笑っている間は、プレイヤーはラマを出す必要があります。ラマが出せない/出したくない人はこの笑うラマシートに乗っているチップを全部引き取ることになるのです!

このバリエーションルールの面白いところは

  • いままではラウンド終了時にしかマイナス点が移動しなかったがこのルールでラウンド中にも点が移動すること
  • 黒チップやピンクチップをいかに返却するかがこのゲームの醍醐味だったんですが、このルールが追加されることによってチップの調整のために点をあえて受け取る、という動機が加速すること
  • ラマというカードはマイナス点が大きかったのではやく処分したかったんですが、これによってラマは一枚くらいは敢えて持っていたいという動機が生まれ、そこにまたジレンマが生まれていること

あたりだとおもいます。大変面白いバリエーションルールで、こちらも導入することをおすすめします。

この「ラマはマイナスだけどちょっと持っていたいジレンマ」「ゲーム中にもマイナス点を返却できる」という要素は、このあとラマのダイスゲーム版「ラマダイス」に引き継がれます。別ゲームのため、別の記事にしますのでそちらも是非お読みください。

この記事を書いた人

店長B すぎもと